火曜日, 11月 15, 2005

Java批判?(was RE: [Ruby] 要求開発に於けるプロトタイピング)

はてなブックマーク - tenyの日記 - ラピッドプロトタイピング

うーん。とはいえ、Javaでラピッドプロトタイピングできないか、と言えばそうでもないはず。
Webアプリなら開発速度はフレームワークの使い方の習熟度かフレームワークとIDEの親和性に比例するだけじゃないのかなあ。
コメントにある「饒舌さ」というのも、同じインタフェースを継承したクラスがいっぱいある、という話なら、Javaを長くやっていれば別に悩む部分ではないし。
Rubyで「メソッドが発散してるじゃん」と言われるのと同じようなものだと思う。

そもそもは元のMatzの記事では、実際どういったわけで愚痴が聞かれるのか、と言うのが見えてこないので、元記事だけ見ると「また他言語叩きか」で終わってしまうのが問題なのだが。
それに準ずるのはコメントのここか。

自分の経験でないので断言しにくいんですが、Javaの饒舌さに起因するものと、冗長さ(大量のXMLを要求することとか)を持つフレームワークなどに起因するものの両方があるようです。しかし、後者は結局Javaの「文化」に依存するもので、それはやっぱりJavaという静的言語の影響を受けているように、私には感じられます。


「饒舌さ」がJ2SE|EEのパッケージとかクラスの話ではないとすると何だろう。コードの多さ?でもそこはIDEが解決してくれているはず。実装はSun純正のしかほぼ考えられないし。利用者が多くてフレームワークとかいっぱいありすぎ、というのは問題と言えば問題かも知れないけど少ないよりはいいだろう。
フレームワークはもう考え方と言うしかないのでは無かろうか。それだってIDEに織り込むという前提であれば設定ファイルなんぞ直接編集しないわけで、じゃあ何が問題なんだろう。